石に刻まれる時代。
先日、大阪市立美術館に行ってきました。
1936年に開館したこちらの美術館は、当社も携わらせていただいた大規模改修工事を経て、2025年3月にリニューアルオープンしました。
館内に一歩踏み入れると、大理石の柱や壁、そして大階段が作り出す重厚な雰囲気に圧倒されます。

今回の訪問の目的は、大阪・関西万博でも注目された大理石の彫刻「ファルネーゼのアトラス像」です。
ギリシャ神話に登場する巨人アトラスが抱える天球儀は、現存最古として知られています。
2世紀という遥か昔に、高さ約2メートル、重さ約2トンもの大理石から彫り出されたアトラス像の姿はとても迫力があり、精巧なもので、当時の技術の高さに驚くばかりでした。
天球儀も素晴らしいですが、アトラスが羽織る衣装は、硬い石とは思えないほど本物の布のようにしなやかさが表現されていて印象的でした。
歴史ある建築を活かした現代の建物とおよそ20世紀も前の技術に触れ、時代に刻まれる仕事を続けていきたい、と改めて感じた休日となりました。
〈本社 経営管理部 / A.S〉



