『丁場紀行』中国丁場紀行:もっと過酷編 No.8-3

■6月20日(月): 
昨夜の夕食時と車内で、案内の張さんが何か言いたげにソワソワソワソワ。こちらから聞くと、『ホテルから1時間程に実家があり、長らく墓参りをしていないので寄って良いですか?』との事。『早起きすればいいだけなので、張さんの実家で墓参りをしましょう。』となり、睡眠時間3時間で4時半に起床し、車で約1時間かけて張さんの実家に移動。
最初に張さんのお兄さんの家に訪問し挨拶と朝食。我々のために早朝から豪華な家庭料理を準備してくれていました。腹ごしらえして、歩いて10分ほどのお墓に移動。想像以上に広いお墓でした。
中国の墓参りは勿論初めてなので興味津々、初めに赤く長い(約30cm)の線香を大量に着火、次に大量の黄色の紙に着火、その次に大量の玩具の100元札に着火、最後に長さ5m程の爆竹に着火、早朝なのにパンパンパンパンパンと爆音とごみの山。これで掃除もしないで終了です。『掃除しないで良いのか?』の質問に『張とこの息子が墓参りに里帰りした証拠になるので、このままでOK。』との返事。『さすが中国の田舎。』と思い知らされました。
『丁場紀行』中国丁場紀行:もっと過酷編 No.8-3 墓参りが無事に終了。張さんも超満足し、西安空港に向かい、空路で内モンゴル自地区のフフホトに移動。訪問する丁場は山西省ですが省境なのでフフホトからの方が近いのです。

❽金鉆花麻 : 
丁場は、内モンゴル自治区 フフホトから約140km、車で約2時間)の山西省右玉県に位置します。
アモイストーンフェアーで展示されており、中国産には珍しい、ブラジル産の黄色系花崗岩の大模様柄なので期待して視察しました。丁場に着いて驚きです。ワイヤーソーを使った大理石の丁場そのもので、壁をH=6m×巾3m×厚2mを切り出し、倒してから、約4等分にワイヤーソーで小割にして、3m×1.5m×2mの原石を作成していました。勿論キズがあればキズ部分を削除するので、小さい原石も出来ますが・・・・
調査結果は、原石サイズ、形状も良い、原石毎で色柄が異なるのは受け入れられるが、キズの少ないピットは限られ、袋キズが多く、研磨時に全面レジン処理が必須と判断し、積極的に取扱うのは止める判断をしました。
『丁場紀行』中国丁場紀行:もっと過酷編 No.8-3・その日の昼食、夕食も何を食べたか覚えていないし、画像もありません。
たぶん、昼食無し、夕食は空港で麺でも食べたと思います。覚えているのは、フフホト空港から上海(虹橋)に向かう飛行機が遅れに遅れ、空港のベンチにヘトヘト状態、汚れた作業服、まるでホームレスに間違われるような状態で横たわっていた事と、上海浦東空港ホテルに着いたのが真夜中の4時半頃、チェックイン時にチェックアウト時間を聞かれ6時と回答し、『エ!本当ですか?お気の毒に。』と慰められました。
ホテル滞在時間は1時間半。シャワーし、荷物整理し、40/50分だけベットに横になっただけで、服を着てチェックアウト。

■6月21日(火): 
フラフラ状態で6時に起床し、飛行機で約2時間半、車で約3時間半かけて丁場に移動。途中の町で昼食です。
小奇麗な店に入り、何を食べたいか聞かれ『野菜、水餃子、具沢山のスープ』をリクエスト。出てきたお皿にビックリ、中国とは思えない清潔感漂う真っ白なお皿でした。『丁場紀行』中国丁場紀行:もっと過酷編 No.8-3シャインホワイト : 
丁場は、遼寧省 瀋陽から約270km、車で約3時間半)に位置します。
以前に協力工場から紹介あったものの機会がなく、丁場視察に行けていなかったのですが、今回の丁場調査出張の最後に訪問しました。若干の流れがある白花崗岩。本磨きも綺麗ですが、JPにするとキラキラして非常に綺麗な石です。
採掘中の3ピットを確認しました。下のピットを指定し取扱する事にしました。
『丁場紀行』中国丁場紀行:もっと過酷編 No.8-3 ・その日の夕食 : 
丁場から錦州南駅へ移動(車で約1時間)。駅の近くのレストランで今回出張の最後の晩餐です。
最後の晩餐なので豪勢に飲み食いしたかったのですが、疲労困憊なので野菜中心のやさしい料理にしました。
まず最初に食べたい野菜をセレクトして、料理方法まで注文出来ましたが、私のリクエストは野菜スープ。
『丁場紀行』中国丁場紀行:もっと過酷編 No.8-3 ・夕食後に錦州南駅に向かって、中国新幹線で瀋陽空港駅に移動、所要時間2時間10分。21時19分発なので駅もガラガラでした。
『丁場紀行』中国丁場紀行:もっと過酷編 No.8-3
■6月21日(火): 
前日はホテル到着が24時過ぎ、シャワー浴び、荷物パッキングし、就寝は夜中の1時です。疲労困憊ですが目はパッチリ。
この日の朝は、5時起床し、遼寧省 瀋陽空港 → 上海 浦東空港 → 羽田空港に帰国です。

笑えるような超超ハードな出張が終了しました。今思えばよくもまあ、こんな日程を組んで、実行出来たもんです。
今回の出張でも広大な中国を体感し、中国の方々にお世話になり、勉強にもなりましたが体力の限界体験をしました。そして色々な中華料理を食べました。毎日毎日の中華料理でも飽きないのは、各省、各店での食材、料理方法が異なるからと一般市民御用達の町中華で虫まで食べ、家庭料理まで食べたからと思い、さすが中華料理の奥深さも体感出来ました。
また訪問した丁場では、何故だか丁場ワンコ達に好かれました。いつもいる丁場作業員と間違えれれていたかも?

今回もなんやかんや書いているうちに長くなってしまいました。
次回は・・・・ 何処を紹介するかゆっくり考えます。4か月後の配信をお楽しみにして下さい。
長時間読んで頂きありがとうございました。

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