『丁場紀行』アメリカ丁場紀行 2026年4月出張編 No.18-3
【第3回】ダコタマホガニー丁場視察編
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◆4月7日(火):ダコダマホガニー丁場視察当日
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ミネアポリスとの時差は14時間です。
昨夜はメール処理や今日の準備やらで就寝は12時近くになり、更に寝付きが悪くなかなか寝付けなかった上に、2時30分と3時30分に日本から電話があり、夜中に2回も起こされました。その後も寝付けられず結局5時に起床。
シャワーとメール処理をしても7時の朝食には時間があるので、ホテル周辺を散歩。
気温は-5℃の極寒、震えながらの発見は横の小さな湖、裏には野生のリスとウサギ、雪&風除け付の喫煙場がありました。
薄着だったので寒さに耐えられず、早々に退散しました。
さあ、お待ちかねの朝食です。清潔感のある朝食場で、パン、卵料理、ベーコン、ヨーグルト、飲料、フルーツ、容器(紙製)が整然と並んでいました。
私はオムレツ、ベーコン、フルーツ、ブルーベリーヨーグルトをいただきました。

◆さあ、メインミッションのダコタマホガニーの丁場へ出発です。
計画時はミルバンク市の丁場まで約300kmを車で約3時間の移動でしたが、直前に飛行機で移動すると連絡入っていました。
空港まで20km、約30分で小さな空港に到着。
小型機とは聞いていましたが、そこには6人乗りの小型セスナ機が待機していたのです。
南アフリカでの丁場移動で小型ヘリコプターは体験していましたが小型セスナ機は初体験。
ウキウキして乗り込みました。
乗り心地はと聞かれたら、揺れるし、機内は爆音(ヘッドホン必須)、後ろ向きに座ったので外を見てると気分が悪くなるとしか回答出来ないような印象です。
そんな状況を45分間過ごし無事にミルバンクの小型飛行場に到着。
無茶苦茶寒い~~
空港から周りに何もない道を10分程走り、DG社の工場に到着です。
まず最初に事務所で視察の目的をジェイクさんとコリンさんに説明し、彼らからはDG社ダコタマホガニーの色柄による分類の説明を受けて、早速事務所横の丁場に向かいました。

DG社は1925年から採掘開始し、世界的に需要のあった赤茶系御影石の代表である往年の銘石です。
近年では建築用での需要は減っていますが、アメリカ国内ではモニュメント用の需要が多く、現在でも採掘は続いています。
ダコタマホガニーはDG社のオリジナル名称で、近隣で採掘しているCS社はカーネリアンの名称です。現在もこの2社が採掘しています。
その他の別名は、アメリカンマホガニーやマホガニーレッドです。
今回はDG社の丁場を視察しました。
さすが100年の歴史のある丁場です。
丁場の壁にはその時代の採掘跡が残っています。
旧ドリル、バーナー、新ドリル、ワイヤーソー。
採掘方法の歴史が一つの丁場に残っている丁場は世界的に少なく貴重な丁場だと思い、その思いをジェイクさんにも伝えました。
採掘は需要に応じて計画的に行われており、この先100年先も事業を続けていく考えを感じました。これは、建築用の注文は減少している一方で、国内やカナダ向けのモニュメント需要が安定しており、売上が確保されているためだと思います。

◆DG社ではオリジナルのダコタマホガニーの他に『地色がオレンジtype』と『ハッキリとした流れ柄type』を別の丁場で採掘しています。

◆一区切りつけてランチに向かいました。

◆原石ヤードで色調確認しました。 : 持参した見本(表 本磨き、 裏面 割肌)と比較しました。
工場事務所に戻り、打合せし、他の幹部社員の紹介を受け、その幹部の部屋で雑談(ジェイクさんは他の幹部と会議)、その雑談で驚きの事実を知りました。
なんとジェイクさんが会社のオーナー(約5年前にDG社を購入)だったのです。
ジェイクさんが戻ってきたので空港に移動し、ミネアポリスにセスナ機で戻りました。復路では離陸と着陸は起きていましたが、飛行中は寝不足と疲労と適度な揺れのゆりかご状態で爆睡していました。
◆無事にミネアポリスに到着。そのまま夕食に向かいました。
店の名前は『REDSTONE』。名前の割に外壁はベージュのライムストーンです。
重厚な扉を入って右に暖炉(ガラスで塞いでいるが本物の木を燃やしている。)、正面の左にはバーカウンター、右が食事スペースです。
入店時は空いていましたが、20時頃になると満席です。平日でのこの盛況ぶりを体感して『アメリカは消費の国』と実感しました。
次回【第4回】ミネアポリス~バーリントン移動編 につづく


