『丁場紀行』ナミビア丁場紀行 2017年6月出張編 No.17-1
今回で『丁場紀行』17回目の発信となります。
前回は『イラン丁場紀行 2018年11月出張編』を案内しましたが、いかがでしたか?
イランという国名は御存知でも、訪問する事がないであろうという『未知の世界』への案内だったので、基礎情報、歴史、文化、歴史的建造物、食事、そして大理石を精一杯案内していたら長編になってしまいました。
今回は前回の予告通り、2017年6月に視察した『ナミビア丁場紀行 2017年6月出張編』を案内します。
視察した目的は、東京の大工事の最終候補となっているゴールデンアースの丁場調査です。
折角の機会なので、ゴールデンアース以外に新たに取り扱える石種があるかどうかの調査を兼ねて訪問しました。
まず、皆さんに馴染みの薄いナミビアを理解して頂くための基礎知識です。
・正式国名 : ナミビア共和国 (Republic of Namibia)
*ドイツによる植民地時代は『ドイツ領南西アフリカ』と呼ばれていた。ナミビアという国名は、同国内にある世界最古の砂漠と言われている『ナミブ砂漠』にちなんで付けられた。
・面積 : 約82.4万㎢ (世界33位、日本の約2.2倍)
・人口 : 約309万人 (世界138位、2025年データ)
・人口密度 : 3.75人/㎢
・首都 : ウィントフック
・民族 : 黒人 87.5%、白人 6%、混血人 6.5%
・民族構成 : オヴァンボ族 50%、カバンゴ族 9%、ダマラ族 7%、ヘレロ族 7%、ナミビア白人 6%、ナマ族 5%、他少数 16%
・言語 : 公用語は英語であるものの日常生活で使用する割合は人口の約3.4%に過ぎず、日常ではアフリカーンス語が多い。
・宗教 : キリスト教 約98%、 伝統宗教 約2%
・政体 : 共和制、大統領制をとる立憲国家
・議会 : ナミビア議会は両院制で、上院に相当する国民評議会と下院に相当する国民議会により構成される。
・元首 : ネトゥンボ・ナンディ=ンダイトワ大統領 〔2025年3月就任〕
・通貨 : ナミビア・ドル、1円=0.11ナミビア・ドル(2025年11月4日時点)
・時差 : 7時間 〔日本の方が7時間進んでいます。日本時間―7時間=ナミビア時間〕 ← ほぼヨーロッパと同じです。
・経済概況 : 豊富な鉱物/エネルギー資源 (ウラン、ダイヤモンド、石油・天然ガスの他、レアアース、リチウム等の潜在能力も有する)、世界有数の漁場、牧畜に適した温暖な気候等に恵まれている。また自然や生物多様性を背景に、観光業は主要産業の一つ。
また南部アフリカ地域のハブとしての物流立国構想、グリーン水素事業、オフショア石油、ガス資源も豊富で、産業多様化や高付加価値を目指している。

▶No.17-2 へ続く


