『丁場紀行』ナミビア丁場紀行 2017年6月出張編 No.17-4
■6月26日(月):
昨夜は疲れているにも関わらず、物音や動物(何か不明)や鳥の鳴き声が気になり寝付きが悪かったうえに、夜明け前の鳥の鳴き声で、4時に目覚めました。散歩に行けないので写真整理とメール処理で朝食時間まで過ごしました。期待の朝食はお皿の大きさの割にスクランブルエッグとトマトだけの超シンプル。でもホテル内で食べられるだけありがたい。
8時に出発し、採掘開始1年程の若い丁場を参考に視察します。

⑤ マウンテンビアンコ :
カリビブの収容所ホテルから約50km。採掘開始1年の白大理石丁場です。
取り急ぎ、小山の麓の表層を丁場の形にしているだけでした。地色は白いですが、大きいグレー柄がランダムに入り、キズが多く期待できないと思いました。

⑥ マウンテンアイボリー :
マウンテンビアンコから約10分。別の丁場で採掘しているということで、その丁場を視察しました。ここも採掘開始して1~2年の若い丁場です。工場で参考スラブを見ていたので、イメージは掴んでいたのですが、ここも地色は白いが、柄が安定しておらず時期尚早と判断しました。


◆80年前にドイツ人が採掘していた白系大理石丁場 :
近くに80年前に閉鎖した丁場があるとの話なので、興味津々で案内して頂きました。
少し採掘しただけで白地+柄、グレー地+柄、MIX地+柄が出たので、諦めたのだと思います。*ダイヤモンドワイヤーソーが世に出る前のイタリア、カラーラの丁場と同じ採掘方法です。

◆これから採掘予定のグレー大理石丁場視察 :
着いてビックリ。表面の土を除いてワイヤーソーを仮置きしただけでした。来たからには、どの位置から採掘すれば良さそうか? 地色はどうか? などマイクさんと論議しました。これも今までの経験が生きました。

◆今日の丁場視察も無事に終了し、明日予定のOKOMBAHE地区に行きやすいホテルに、車で悪路を約1時間30分かけて向かいました。
今朝、マイクさんが『今夜のホテルはナミビアならではのスペシャルホテルを予約している』と言っていたので、『どうせ昨夜のような収容所ホテル』だろうと聞き流していました。悪路を1時間30分走り、クタクタでようやく到着。厳重な入口(頑丈な門と拳銃を持った門番2人)を通過してビックリです。そこには、子供キリンが散歩中。そこは広い敷地の中に大きい円形の飼育場があり、キリン、サイ、インパラ、エランド、シマウマなどの草食動物が放し飼いされ、近くの大きい檻にはチーターが走り回り、横の頑丈な作りの檻にはヒョウが飼育されているようなパークの中に宿泊可能なコテージがある施設でした。子供キリンと戯れている間にチェックイン手続きが終了し、各自がコテージに案内されました。コテージに到着し『あらあらここで寝るの?』と思う外観です。コテージの中はシンプルで清潔感がありましたが、『すき間から毒虫や毒蛇は侵入しないか??』と心配になりました。
休憩、シャワー後にレストラン棟に集合。動物が見られるテラスを勧められて座りましたが、動物特有の臭いがする席で、動物を見ながら動物(またまたインパラ肉)を食べるのは初体験です。開き直って食べましたが、お腹がすいていたのでビールが美味しく、正体不明の緑のスープや、インパラのステーキも美味しかったです。

▶No.17-5 へ続く


