『丁場紀行』インド丁場紀行 第3弾 2024年12月出張 過酷移動編 No.15-3
■12月13日(金):ベッドから出たのが早朝5時、6時からホテルで軽い朝食(チャパティ、カレー味のポテト、ゆで卵、バナナ、パパイヤ、みかん、ヨーグルト、コーヒー)を食べて、6時半に出発しました。
モケシュさん、各務君に『シャワーのお湯出たか? プロペラファンは止まったか? 早朝のお経で起きたやろ?』と尋ねたら二人とも『お湯出たよ。ファンは最初から止まっていたよ。お経なんて聞こえてこなかったよ。』てな返事。
お経は私の部屋が一番端っこだったので私だけが被害者だったようです。この寝不足は車移動と飛行機移動時に補いました。
さあ、今日の長距離移動の始まりです。 『今日も無事に1日が終わりますように!!』
⑥ ギャラクシーウェーブ:2023年5月から扱い始めましたが、機会がなかったので、今回が初めての視察です。
御影石で紹介され、JPも可能であったため、御影石として登録し扱っていましたが、丁場に到着し屑石を見て手で触れ、原石と丁場を見たら、私には大理石にしか見えないので、責任者に確認したところ、いとも簡単に『これはマーブルですよ。この周辺はタージ・マハールに使用しているマクラナマーブルが取れていた地区なんですよ。』との回答でした。
帰国後に大学の先生方に相談し、X線分析試験と粉末X線回析試験を実施した結果は、私の思った通り『大理石(ドロマイトに近い)』であると分かったので、御影石登録から大理石登録に変更した次第です。
ドロマイトに近いということでJPが掛かることも納得出来ました。
SAWAR市を中心に大小合わせて25丁場が稼働している中で、品質(色柄)が良いとされているB社丁場を視察しました。
色柄は柄に赤味が混入するタイプから白系~ライトグレー系~ダークグレー系~ライトブラウン系の色々なタイプがあり、また柄の流れが、平行に近い流れ、やや斜めの流れ、45~60度の流れがあるので注意が必要です。
この丁場も下に降りるのは鉄カゴでの空中移動。先日の鉄カゴよりも細いワイヤーだったのでスリル満点でした。
◆丁場視察終了。丁場➡ジャイプール地区案内の兄さんの家に寄っておやつランチ➡ジャイプール空港➡ハイデラバード経由➡VIZAGに移動。
ジャイプールではプチ観光(パトリカ門)とモケシュさんの買い物お付き合い(服屋さんで家族へのインド衣装)して空港に向かって、チェックイン後に空港内で軽い夕食です。
夕食中にモケシュさんに奥さんから『奥さんのお父さんが亡くなった。』と緊急連絡がありました。モケシュさんには我々の案内は部下のデバさんかバブさんと交代したらどうか?と言いましたがアチコチに電話して、『大丈夫。わざわざ三木さんが日本から来てくれているので他の者には任せられない。案内を続けます。』と言ってくれましたが『しんみりとした夕食』でした。
結局、VIZAGのホテルに着いたのは23時。今日の車移動は約250km、約6時間でした。ヘトヘトの一日でした。