『丁場紀行』インド丁場紀行 第3弾 2024年12月出張 過酷移動編 No.15-1
今回で『丁場紀行』15回目の発信となります。初回発信(2020年8月)時点では10回程度と思っていましたが、何と15回も続いています。
毎回、四苦八苦して書いている本人が一番驚いています。前回は『ブラジル丁場紀行 後編』を案内しましたが、いかがでしたか?
丁場紀行 No.13『ブラジル丁場紀行 2024年5月出張編』からの流れでフランクフルト案内を書きました。
少しフランクフルト案内が多かったかな?と思っていましたが、『フランクフルト案内も面白かった。』の声をいただきホッとしています。
今回は前回の予告通り、昨年末12月11~19日に行って来た『インド丁場紀行 第3弾 2024年12月出張 過酷移動編』を案内します。
なんと16回目のインドです。大がかりな丁場視察(丁場巡礼)は『丁場紀行No.4』で案内した2019年3月視察以来の5年半ぶりでした。
本題に入る前にお知らせです。先日、名古屋大学工学部建築学の先生方が工場見学に来社され、丁場説明に興味を持たれたので、丁場紀行を紹介したら、なんと『丁場紀行ギリシャが名古屋大学工学部建築学プログラムの西洋建築史の講義』で紹介されることになりました。
理由を聞けば『丁場紀行No.10と11のギリシャ丁場紀行』に書いている有名な遺跡、マイナーな遺跡が西洋建築史の講義で役立つそうです。
■では本題の『インド丁場紀行 第3弾 2024年12月出張 過酷移動編』に入ります。
◆視察した丁場位置と飛行機移動
・視察丁場:○で表示しました。強行スケジュールでしたが合計15丁場を視察しました。
・飛行機移動:→で表示しました。なんとインド国内線7回。今までの海外出張での出張期間中に国内線に乗った最高回数です。
羽田 ➡ デリー ➡ ジャイプール ➡ ハイデラバード ➡ ビシャカパトナム(VIZAG)➡ バンガロール
バンガロールから車で丁場経由でチェンナイ ➡ マドゥライ ➡ チェンナイ ➡ 羽田
・インド内の車移動:スケジュール的にかなりの移動距離、所要時間が掛かると思っていましたが、実際は想像以上の過酷移動でした。
次ページのスケジュール表に詳細を書きましたが、驚愕の合計約2,330km、所要時間約56時間でした。
◆実際に行動したスケジュールです。予定よりもはるかに超ハードで過酷になってしまいました。 *睡眠時間不足は移動時に補いました。
◆今回のインド出張の目的は・・・・下記4点でした。
❶当社で石種登録しているが丁場視察出来ていない石種の丁場の視察。(主にインド北部のジャイプール地区です。)
❷流通している石種ですが、長らく丁場視察していない石種の丁場視察。
❸工事の使用候補に挙がっている石種の丁場調査。
❹若手調達部員 各務君へのインド丁場視察伝承。
■12月10日(火):午前中は本社で仕事をして、午後から自宅の桑名に戻り、最終準備をし、桑名➡名古屋➡品川➡青物横丁のホテルに移動です。
最初のこの4時間の移動が疲れるのです。チェックインし、明日からのインド巡業を無事に過ごし、ミッションを遂行し、無事に帰国出来るようにと一人で祈願し、一人で乾杯。
■12月11日(水):早朝5時に起床、6時半にホテルを出発し、羽田空港に移動し、チェックインカウンターで弊社東京支店の各務君と合流しました。
定刻より少し遅れて搭乗し、デリーまで10時間20分のフライト。相変わらず離陸時は寝ていました。
機内では、食事、映画、睡眠、読書、映画、睡眠、食事、読書の繰り返しで約6時間は寝ていました。だから映画は見ていたら、いつの間にか寝てしまっています。
よって巻き戻しの繰り返しで1本しか見られなかったです。なんやかんやらの内にデリーに到着。難関の入国審査に向かいました。
今回も事前に観光eーVISAを取得していますがどんな質問をしてくるか?気の良さそうな係官に当たるように並んだのですが、私の順番は気難しそうな人でした。
色々と英語で質問してきます。上手に答えると更にややこしい質問をしてくるので、答えるのは『観光です。インドが好き。でも英語は分からない。』だけで沈黙していたら係官は『OK』とスタンプを押してくれました。作戦大成功です。
無事にイミグレーション突破し、無事に荷物を受け取り出口に向かって、出口で案内のモケシュさんと無事に合流。その後に徒歩で国内線に移動し、ジャイプール行きにチェックイン。
搭乗前に軽く夕食です。選んだのは『マサラドーサ』。*南インドの名物料理(主に朝食に食べます。)ですが、現在はインド全国でファーストフードになっています。
食後にジャイプール行きに搭乗。毎度の事ながら機内はインド臭プンプンです。臭いに慣れたところでジャイプール到着。
ホテルへの到着は23時40分。メールチェック、明日の準備し、就寝は夜中の1時。時差ボケなんのそのでバタンキューでした。